制作日誌

ゲーム制作とか

今日の背景

背景の事ばかりの記事だな~と思いつつ報告することがないので新鮮な背景に関係した失敗話など。

 

 

背景を描くときは一番頭を抱えています。

イメージボードやだいたいこんな雰囲気かな、と着想する時点では空想で描きだすのもよいと思うのですが、場数をこなしていない場合構図が本当に死んでいるなとしみじみ思いました。

 

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死んだ構図の背景

「なんだこれは??」

構図どころではなく何か確実に悪い方に進んでいることははっきりと理解できるものの、しかしどこから直せばいいのかさっぱりわからない。

この状態のまま続けるのは時間の無駄だと踏んで、ぱくたそ様にお世話になりました。

時間をかけた物に対してリセットする事を躊躇する悪い癖を自覚しているのでスパッと切り替えます。

 

「森の中にある社」というイメージだけはしっかりと持っていたので雰囲気に合った写真を探し出すことができ、構図をお借りしました。

 

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素材写真を元に起こしたイメージラフ

 

先ほどの死んだ構図よりそれっぽく見えてきました。

ここからが大変なのですが、微調整と描き込みと着色を同時に進行してます。

 

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大分それっぽい

自然物は光の調整が難しいですね。

全体の彩度を高くしすぎるとギラついてしまううえに、彩度が低すぎると全体的にもったりしてしまうなあと。

死んだ構図を含めてここまで40時間くらいでしょうか。(20∔20時間ほど)

構図は死んでるとはいえ色使いの方針はそのまま使っているので全くの無駄ではなかったですが、だらだら続けるのはよくなかったです。

 

この短編ゲーム、作画カロリーを低くすることを目標に制作を始めたのですが、人物より背景に時間を大いに食われてるような…。

一枚描くごとに効率よい手順だとか塗り方を得ているように感じるので(出来はさておき)、とりあえずいろいろと描いていきたいですね。

人物同様、背景もこうしたらそれっぽく見える!といったコツを掴めたらもっと楽しくできそうだな~と思えたのも収穫でした。

 

今日の教訓:最初に着地地点をしっかり決めると時間短縮できる。

 

ではまた次の機会に。